やまねこ亭紅茶別館・珈琲分室
 珈琲分室・その2 コーノ式ペーパードリップ

 一般に紙フィルター式の珈琲ドリップは、三つ穴のカリタ式、一つ穴のメリタ式の二つの方式が主流ですが、やまねこ亭ではネルドリップに近い、澄んだ風味を味わえる『KONO(コーノ/河野)式』のフィルターを採用しております。

 KONO式フィルターの最大の特徴は、三角ろ紙を使用する事です。通常の紙フィルターは台形をしており、2箇所を折って使いますが、KONO式の場合は綴じ代が1つで底の部分がとがっています。これは紙フィルターを支えるドリッパー(KONO式の呼び方では単に「フィルター」)の底部が直径1cm強の大きな一つ穴になっているためです。このような特殊な形状のために、KONO式フィルターでは湯の流れがスムーズで雑味が出にくいようになっているようです。

<使用器具についての説明>

使用器具右の写真に写っているものをまずご説明します。
左奥から順に「珈琲キャニスター」、「ドリップポット」、中央「珈琲サーバー(メリタ・2人用)」、左手前「KONO式フィルター(2人用)」、「KONO式フィルター専用ペーパー

珈琲キャニスター
珈琲豆を保存するのは密閉ビンが最適です。できればガラス製のものを使用して、直射日光に当てずに保存してください。
ドリップポット
ドリップポットは専用の器具を使用すると、丁寧な注湯ができて美味しいものができますが、高価なものが多くなかなかご家庭で準備するのは難しいかと思います。その場合はごく普通の「やかん」に3分の1〜半分くらいの湯を入れて使っても良いでしょう。湯が多すぎても少なくても、湯を注ぐ量のコントロールが難しいので、ご自分の使いやすい量をあらかじめ確認しておくと良いです。
珈琲サーバー(メリタ・2人用)
KONO式2人用のフィルターを使う場合は、珈琲サイフォン社の純正サーバーか、メリタ式の2人用が座りよく使いやすいです。KONO4人用には、同様に純正品かカリタ4人用を使ってください。ただし、これはあくまで安定感の問題ですので、それ以外のサーバーやカップなどでも使えないわけではありません。できれば透明で目盛の入っているものが使いやすいです。
KONO式フィルター(2人用)
KONO式には、金属、硬質プラスチック、廉価版軟質プラスチック、陶器(タカチホオリジナル)などがあり、それぞれに微妙に出来上がりの味わいが違いますが、最初は使いやすい廉価版でよいと思います。2人用と4人用があります。
KONO式フィルター専用ペーパー
専用のペーパーをお使いください。アウトドアショップで販売されている、「コーヒーバネット」用のフィルターでも構いません。


<ドリップの手順>(浅煎り〜中深煎りの場合/二人分約280cc)
珈琲豆豆の挽き目フィルターをセット
1.珈琲豆は2人分で20gを目安に使います。写真のスプーンで約10g入っています。これを2杯。2.豆の挽き目は「グラニュー糖より大きくザラメより小さい(by NOB師匠)」くらい。カリタ社製のナイスカットミルで「目盛6」のあたり。3.お湯を沸かしている間に、フィルターにペーパーをセットします。
ペーパーに湯通し湯を冷ます温度を確かめる
4.湯が沸騰したら、まずはペーパーに湯通しして全体を密着させます。(サーバー暖め兼用) この時に、ついでにカップにもお湯を入れて暖めましょう。5.一度沸騰させたお湯は85度くらいまで冷まします。室温にもよりますが、蓋を取って1〜2分。6.湯に手をかざして「1、2、3、熱いっ!」くらいの温度が最適。ヤケドに注意!!
珈琲粉を入れる少量の湯で蒸らす「蒸らし中」拡大
7.湯通しをしたペーパーに、挽いた豆を入れて表面を軽く均します。8.まずは大さじ1杯くらいのお湯を注いで、豆に湯を馴染ませます。俗に言う「蒸らし」です。9.写真が見づらくてすみません。蒸らし中に豆が脹らんできた様子です。ふくらみが収まって、表面にひび割れが見えるころに本注湯をはじめます。
本注湯湯はフィルターの高さまでドリップ終了
10.なるべく粉が踊らないように、低い位置から注意して湯を注ぎます。11.湯はフィルターの9分目くらいまで注ぎ、あとはこぼれない程度に注ぎます。なるべくゆっくりと切らさず注ぎつづけるのがコツ。(ここでは写真を取るのに一度止めてます)12.必要量の8割がたを落としたら、湯を注ぐのを止めて、必要な量をドリップしたら残りは落とさずにフィルターをサーバーから外します。まだお湯が出ていますのでヤケドに気をつけてください。
出来上がり
出来上がり
暖めたカップに注いでお召し上がりください。
コーノ式フィルター
コーノ式フィルター販売中
2人用 480円(税込)
4人用 550円(税込)

コーノ式ドリップがさらに詳しく見られるサイト→ 『自家焙煎珈琲店タカチホ』

 美味しいお茶で心も体もリフレッシュ。


エントランスへ戻る